2018-03-22 第196回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
シンザト・ケネス・フランクリン被告に一審で無期懲役判決が下されて、現在控訴中ということでありますが、遺族への補償金の支払について、事件当時、このフランクリン被告は地位協定上の軍属として扱われていたものの、米軍に直接雇用されていなかったため米政府は当該補償制度が適用される被用者に当たらないと主張し、補償金を支払わない意向を示している、そのことが三月十七日の報道で伝えられました。
シンザト・ケネス・フランクリン被告に一審で無期懲役判決が下されて、現在控訴中ということでありますが、遺族への補償金の支払について、事件当時、このフランクリン被告は地位協定上の軍属として扱われていたものの、米軍に直接雇用されていなかったため米政府は当該補償制度が適用される被用者に当たらないと主張し、補償金を支払わない意向を示している、そのことが三月十七日の報道で伝えられました。
このフランクリン被告は、元米海兵隊員で、米軍嘉手納基地でインターネット関連業務に従事し、日米地位協定上の軍属として扱われ、米軍に間接的に雇用されていました。日本政府の解釈に基づけばフランクリン被告は被用者に当たり、補償制度は適用されるとして差し支えないのではないでしょうか、改めて政府の見解を伺います。